シウマイ弁当と八重山そば、そして、喫茶
2023/10/14
ANA89便(東京・羽田→石垣)
秋の大仕事を終え、平穏な気持ちで向かうのは「八重山」。かれこそ、この年、3回目です。
今回は「黒島」をメインに、石垣のグルメも堪能してのんびりしたいというのが旅の趣旨。のんびりしたい気持ちはあるものの、8時15分発となると、朝からラウンジでゆっくりする時間はありません。
朝ごはんとおつまみを調達して、機内へ乗り込みます。
ANAフェスタで調達したものは、崎陽軒の「シウマイ弁当」と定番「クリームチーズ生ハム包み」、「一番搾り」の缶ビール。自分の中で、最も好きな弁当、最も好きなツマミ、最も好きなビール、の組み合わせです。
お弁当を食べ、ツマミをアテにビールを飲んでいれば、気が付いたら、眠くなるもの。もっとも、飲まなくたって、8時の飛行機に乗るために早起きして、眠くなるものですが。
石垣島・新石垣空港からはバスで市内中心部に向かいます。石垣島はバスが利用しやすいですよね。ただ、立って乗るには少々距離が長いので、急がない方で立ち席になりそうであれば、一本待つのもいいかもしれません。
八重山そば「処来夏世」
バスターミナルからは、八重山そばを提供している「処来夏世」へ歩いて向かいます。約1キロ、歩いて15分ほどの距離ですが、上り坂になるので、大きい荷物のある方はホテルに預けるか、バスターミナルのコインロッカーに預けてから向かった方がよさそうです。
こちらの「処来夏世」は、趣きのある外観が特徴的なお店。シンプルに「八重山そば」を楽しめると人気で、行ってみたかったのですが、なかなか行く機会がなかったので、初めての訪問です。
入口にあるボードに名前を書いて、呼ばれるのを待ちます。ちなみに、呼ばれた際に、揃っていないと書いていた名前は取消になるシステムのようです。駐車場に入りきれず、代表の方一人が名前を書いていて、取消になっているグループが複数いたので、その点は注意が必要です。
一人ということもあって、そう待たずに、名前を呼ばれ、屋外の席に案内されました。既にじゅーしーは売り切れだったので、「八重山そば」をオーダーして、待ちます。
なかなかいい雰囲気だなと感じつつ、待つこと数分。注文した「八重山そば」がやってきました。
シンプルな「八重山そば」—「ストレートな丸麺」、「細切りの豚肉」、「ほのかに甘みのあるスープ」といったところ―。このシンプルな美味しさが身体に染み渡ります。
のんびりとしたい気持ちはあるものの、待っているお客さんがまだたくさんいるので、食後はサクっとお会計。のんびりと出来るところを探しながら、バスターミナルのある中心部の方面へ歩いて向かいます。
「珈琲家和居津」
見つけたお店が「珈琲家和居津」。古民家を改装した店舗で、のんびりと島時間を、美味しい珈琲とともに、味わう。そういったコンセプトで、移住創業された方が経営しているお店のようです。
お店の前に到着。店構えは、「知らないと入りづらい」ような店構えではあるのですが、この雰囲気、そしてしっかり道は整えられているところからも、気楽にのんびりできそうな感じが伝わってきます。
扉を開けると、先客も複数いらっしゃって、ちょうどよい語らいの場になっているようでした。店内は、複数でも一人でも楽しめるように、大きめの席から小さめの席まで用意されていました。
私は、「一人でのんびりしたい」気持ちでしたので、縁側の席に座り、珈琲とケーキを注文しました。
しばし待って、「本日のケーキ」と「珈琲」がやってきました。この雰囲気のなかで飲む珈琲、そして、チョコレートケーキ。のんびりできないわけがありません。
充電のコンセントは見当たらなかったので、短時間のデジタルデトックスをしつつ、のんびりと過ごしていました。
のんびりした後は、ホテルのチェックインも始まっている時間だったので、ホテルへ向かいます。