新春初詣(鹿島神宮)
2023/1/8
鹿島線(香取→鹿島神宮)
香取駅に戻ってきた私は、ここからJR鹿島線に乗って、鹿島神宮駅へと向かいます。
鹿島線は、高架になっていて、利根川や北浦を越える区間もあり、なかなか飽きない景色が続きましたが、あっという間に鹿島神宮駅に到着しました。
鹿島神宮
鹿島神宮は鹿島神宮の駅から歩いてすぐなので、歩いて向かいます。こちらはシャトルバスの心配をする必要は全くありません。駅は谷のような場所にあるので、神宮坂という緩やかな上り坂を登っていきます。
上り坂の途中、一帯の銅像があるので立ち寄ってみました。こちらは「塚原卜伝像」なのですが、戦国・室町時代の剣士とのこと。世の中にはまだまだ知らない偉人がたくさんいるものです。
剣士の像から間もなくして、参道と交差するのでここを左折して、鹿島神宮へと向かいます。途中には完成度の高い親子鹿の像もありました。本来はどこかでお昼ご飯が食べられたらなあと思っていたのですが、めぼしを付けていたところはどこもかなりの混雑で入れそうになかったので、先に参拝することにしました。
二之鳥居から本殿
というわけで、「二之鳥居」をくぐります。なお、すごい人で賑わっていますが、身動きが取れないというレベルではなかったです。
二之鳥居を過ぎると混雑はより緩和されて普通に歩けるようになりました。二之鳥居付近はちょうど飲食店も多く、参拝前・参拝後のお客さん、車で来た人と列車・バスで来た人などがちょうど多く集中する場所なのかもしれません。
のんびりと参道を歩いていると、続いて、楼門が現れました。
いよいよ本殿と思うと、本殿は工事中で仮設の建物になっていました。参拝列はほとんどなく、すぐに参拝することができました。これは正直、驚きでしたね。
鹿園とさざれ石
参拝を済ませた後は、本殿の先にある奥参道へと進みます。奥参道はなかなか雰囲気がよく歩いていて癒される空間です。
間もなく「鹿島神宮鹿園」があるため、鹿たちを見学してみることにします。
鹿園の脇には「さざれ石」があります。君が代のあの「さざれ石」ですが日本中色々なところにさざれ石はあるようです。
奥宮
さらに進むと「奥宮」があります。本殿と違い工事中ではなく立派な社殿にお祈りできるからか、本殿よりもというか、かなりの大行列になっていました。
御手洗池
奥宮の先、階段を下っていくと「御手洗池」があります。インスタ映えのスポットとして有名なようですが、確かに神秘的な雰囲気にもなりそうな場所です。こちら側にも駐車場があり、人も多かったので、当日はそういった雰囲気は感じづらかったですが、それでも目が癒されます。
この御手洗池の脇に茶屋があったので、こちらで三色団子を購入してみました。かなりボリュームがあるのですが、これは大変美味しかったです。
要石
団子で少々お腹を満たした後は来た道を少し戻り、「要石」へと向かいます。なかなか厳かな雰囲気のなかにあるこちらの要石でも、大地震が起こさないようお祈りしておきました。
要石への参拝後は鹿島神宮の森のなかを抜けて、二之鳥居方面へと戻ります。鳥居の脇にある椎の木が大変立派なことに気が付き、その場で写真を一枚撮ったのですが、樹齢約800年とのこと。はるか昔から参拝する人々を見守っていたのですね。
ラーメン十十路
さて、参拝も終えたところで遅めのお昼ご飯にしましょう。三色団子は確かにボリュームがありましたが、やっぱりそれだけではちょっと足りない。近くでやっている飲食店を探しましたが、あまり見つからなかったので、家系ラーメンが食べられるという「ラーメン十十路」へやってきました。
14時過ぎという中途半端な時間帯ですが店内はかなり賑わっていて、人気店のようでした。食券を購入して、カウンター席に座ってラーメンがやってくるのを待ちます。
待つこと数分、注文した「十十路ラーメン」と「ライス」がやってきました。豚骨醤油スープ、もちもち麺、どれもが(大変失礼ながら)期待以上に美味しかったです。
鹿島神宮 西の一之鳥居
いい時間なのでのんびり駅に戻ろうかとも思ったのですが、まだ少し時間があるので、行ってみたかった「鹿島神宮 西の一之鳥居」に駆け足で行くことにしました。写真でしか見たことがない北浦にある鳥居です。
この日は風も穏やかで北浦が水鏡となって、一之鳥居の大変美しい姿を映し出していました。かなりの駆け足になってしまい、ゆっくりできなかったのは心残りですが、来てよかったと十分満足いくものでした。満足いったところで、急いで駅へ向かいます。