特急「サロベツ3号」乗車記(名寄→稚内)
Date: 2021/12/18
- 前回記事の振り返り
- 士別で夕食を振られたものの、名寄の居酒屋さんで楽しい夜を過ごしました。しかし、美味しいからと言ってどんどん頼んだら、すっかり満腹に。途中のコンビニに寄りつつ、名寄駅へと向かいました。
クリスマス仕様の名寄駅
ゆっくりと歩いて名寄駅まで戻ってきました。この時間になると、歩いている人は全くおらず、静まり返っています。とは言え、駅前のクリスマスツリーが季節らしさを演出し、駅前には特急から降りてくる人を乗せるために集まった車が何台か停車していて、ここが町の中心駅であることを思い出させてくれます。
駅構内に入ると既に窓口は営業を終了していて、なんと改札もこの時間はやっていないそう。発車案内も「調整中」となっていますが、スクロールを流すのであれば、通常通り動かしたって良いんじゃないかと思ったりしてしまいます。
雪の中を
定刻21時3分発の稚内行きですが発車時間間際に(恐らく駅からではなく)放送が入り、「士別駅を7分遅れで発車」しているとのこと。恐らく、旭川駅での函館線特急などからの接続待ちによるものでしょう。
この日は「はまなす編成」での運行ということで、前から増1号車、1号車、2号車、3号車、4号車となっています。私は今回、3号車の座席を指定しました。
増1号車(ラウンジ車両)を除くと一番お客さんがいないのが3号車のようでしたが、3号車には10名もお客さんはおらず、車内はガラガラです。満腹ということもあって、リクライニングをフルで倒して、ゆっくりと過ごします。
この編成はJR北海道では数少ない全席コンセント及びWifi付きとなっているのでとても快適な移動が出来ます。Wifiはともかく、コンセントは標準装備にしてほしいものですが。
車内ではコンビニで購入した「ほろよい」を飲みました。まさに「練乳いちご」という甘さで、アルコールの入ったいちご牛乳という感じ。
列車は名寄より先で何度か動物による急減速を行ったことで、遅れが拡大していきました。
ただでさえ人家の少ない地域である宗谷地方においては車窓は真っ暗であります。たまに停車する駅の灯りがとても力強く感じました。
途中の幌延駅ではちょうどこの週末に鉄道ファン向けのイベントが行われていたらしく、多くの人がホームに集まっていたものの、それ以外は徐々に下車していく客がいるといった感じで、南稚内駅を出発すると車内は私含め3名まで減りました。
稚内駅には20分程度の遅れで到着。皆ホテルや自宅へ急いでということもなく、記念撮影をしている人も多くみられました。
私は疲れもたまっているので急いでホテルへ向かいます。
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