初秋の下北紀行#1

快速「リゾートあすなろ下北」乗車記

2018/9/23

観光列車に揺られて向かうは、

本州最北の地。

9月の3連休。ちょうど連休終わりにお休みを頂いたので、連休中日からの3日間で本州最北端・下北半島へと旅に出かけます。かつて幼いころ、下北駅まで行ったことはあるのですが、下北半島をしっかり観光したことはなかったので、「恐山」や「大間のまぐろ」といった見どころを堪能することが今回の目的とも言えます。

家を出る前にえきねっとで切符を予約。仙台駅で受け取り、東北新幹線「はやぶさ3号」に乗車して、まずは玄関口である八戸駅へと向かいます。まだ旅の予定もしっかり決まっておらず、車内でレンタカーと今日の宿を予約。行き当たりばったりの旅はあまりしないのですが、これもまた一興です。

八戸駅に到着。むかし八戸までしか新幹線がなかった頃は(新幹線と在来線の)連絡改札があったように記憶していますが、今はないようです。改札を出て、駅弁を購入。在来線改札口からホームに入ります。

快速 リゾートあすなろ下北1号(八戸→下北)

今回乗車する「リゾートあすなろ下北」は八戸駅から青い森鉄道(元々の東北本線で新幹線開業に伴い経営分離された第三セクター)を野辺地駅まで走り、その後、大湊線の終着・大湊駅までを約2時間弱で結ぶ観光列車です。なお、以前、新青森駅から三厩駅まで乗車した「リゾートあすなろ竜飛」と同じ車両を使用しています。

発車案内
リゾートあすなろ号

発車まで時間があったので、翌日の宿もここで電話で予約。泊まりたかった温泉地の宿を予約したのですが、ウェブ予約が出来なかったので電話でしてみました。無事、予約も取れて一安心。

さて、八戸駅の出発時刻になったので指定された席に座り、お昼としましょう。今日のお昼は八戸駅で購入した駅弁「あおもり倉石牛VS海鮮御三家対決弁当」です。肉と海鮮というご当地駅弁の王道?を合わせたお弁当ですので、もちろん満足の品でした。なお、あおもり倉石牛とは青森県五戸町のブランド牛とのこと。

駅弁の外観
中身の写真

食べ終わる頃には三沢駅を過ぎて、野辺地へ向かっているところ。この日は天気も良く、車窓には収穫時期の近づいた輝く稲穂が見えました。野辺地からは大湊線に入ります。大湊線は陸奥湾に沿って北上する路線で車窓からは美しい陸奥湾をのぞむことができます。

この大湊線はローカル線ではあるのですが、直線区間が多いからか思いのほかスピードが出るようで、観光列車というよりかは贅沢な特急列車に乗っているような気分であっという間に本日下車する下北駅に到着しました。

車窓の様子
下北駅

下北駅に到着後、駅前の案内所で観光パンフレットなどを収集して、レンタカー営業所へと向かいました。こちらでレンタカーを借りて、いざ出発です!

(続く)


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