冬こそ十勝晴れ#2

帯広で迎えた朝。今日は朝一番で起きて出発です。出発する先は豊頃町の大津海岸。ジュエリーアイスで有名で、早朝・朝日を浴びるジュエリーアイスは中でも絶景ということなので、朝一番で出発する予定でした。ちなみにこのジュエリーアイスという氷の塊は、十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の海岸に打ち上げられたものだそうです。

が、少しの寝坊。そして、カーシェアリングを利用するつもりで駐車場に向かい手続きをしていたのですが、どうもトランクの扉が故障している(開いたままと表示される)トラブルがあったため、朝からコールセンターに問い合わせ。すぐ近くの別の車に替えていただいたのですが、ちょっとした時間のロスになってしまいました。

まあジュエリーアイスが逃げるわけでもないので、速度を守ってゆっくり行きましょう。途中のセブンイレブンでおにぎりを買って、大津海岸に到着。近くの駐車場から歩いて海岸まで向かいます。


思っていた景色とは少し違うな・・・

誰かがたてたのか。いや、立っていたのかは不明ですが、凄い景色。

そして、そんなことよりも、何よりも、さ、寒すぎる。最低気温が氷点下20度以下のようですが、それに加えて、海から吹き付ける風。体感ベースでは体感したことのない極寒。私のiPhoneはもう経年劣化が進んでいることもあってか、早々にダウン。

ゆっくりせずに何枚か写真を撮って帰ろう。そう思いながら十勝川の河口の方向へ進んでいくと、確かにジュエリーアイスがそこにはあります。

ここからは打ち上げられたジュエリーアイスの模様をお届けします。


もっと奥まで行こうかなとか色々考えたりはしたのですが、これ以上、この場所に長居をすると命の危険が出てくるレベルに寒いなと感じたので車に戻って、帯広方面へ戻ることにしました。

帰りの特急列車まではしばらく時間が残っているので、続いて十勝の冬景色を楽しむため音更町へと向かいます。まず向かったのは「白樺並木」。美しい白樺の並木道は映画やドラマのロケでも使われている十勝の景勝地としても有名です。


その後、「十勝ヶ丘展望台」へ向かい、十勝平野を一望します。十勝地方の観光案内では「とかち晴れ」という表現がよくつかわれますが、元々は冬型の気圧配置で晴天続きのことを言うそうです。まさに十勝晴れの展望を楽しみます。


十勝の冬景色を楽しんだ後は、モール温泉で日帰り入浴をして、駅前の豚丼「ぱんちょう」でランチにします。夏の観光シーズンなどは大行列ができていますが、さすがに冬場はそこまででもなく、すっと入ることができました。


美味しい肉厚の豚丼を食べた後は特急「スーパーとかち」で札幌へと戻ります。今回は旅行としては短い旅路でしたが、絶景を楽しむ良い旅となりました。


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