日本海のかがやき
2024/8/12
とやマルシェ
朝食をいただいた後は部屋で少々のんびり過ごします。昨夜コンビニで買ったカフェラテと大町で仕入れた「雷鳥の里」を食べながら、色々溜まっていた作業などをこなします。
元々、岩瀬浜方面に行こうかなとも思っていましたが、この日は台風の影響で、高温多湿ということもあって、11時のチェックアウトギリギリまで部屋で過ごしていました。もちろん、作業をした後は、朝風呂に癒されに行きました。
富山駅までは途中の富山城址など見ながら歩いて行こうと思っていましたが、あまりの暑さ・湿度で耐えられず、2区間だけ路線バスに乗車しました。Suicaが使えるものだと思っていましたが、ご当地ICカード限定で、Suicaは使えませんでした。
富山駅のロータリーで下してくれるバスもあるようですが、乗ったバスは手前が終着。駅の写真を撮りつつ、汗をかかない程度の急ぎ足で冷房の効いた駅高架下の「とやマルシェ」を目指します。
富山駅の高架下にある「とやマルシェ」にはご当地グルメを取り扱うお店を中心に飲食店がかなりの数、入居しています。今日はこの飲食店街にある「廻る富山湾すし玉富山駅店」に行こうと思います。
「とやマルシェ」に入ると、どこも凄い混雑。なかでもお目当てだった回転寿司屋さんは大行列です。もう一軒、回転寿司屋さんの「氷見きときと寿し」もあるので、そちらも覗いてみると、やはりこちらも大行列。ただ、氷見きときと寿しは、番号札を取って、呼ばれる方式。スマートフォンで呼び出し状況も確認できるので、別のお店に入りながら、待つことにします。
さて、どこのお店に行きましょう。地物を扱っているお店のほとんどは待つ必要がありそうでしたが、「日本酒スローフードとやま方舟」という日本酒ウリのお店は、すぐ入れそうだったので、こちらに入ることにしました。
カウンター席で空いていた1席に案内してもらいます。ギリギリ空いていてよかったです。まずは、スーパードライの中瓶を注文しました。日本酒がウリのお店ですが、最初はビールから始めたい派なので、ビールは外せません。
料理は「氷見牛コロッケ」と「色々盛り」を注文しました。氷見牛コロッケは程よいボリュームで、肉感もまずまずでした。「色々盛り」は、お酒のアテとして抜群な3品が揃っていて、ビールがどんどん進みます。
ビールを飲み終えた後は、地酒「羽根屋」を注文します。こちらは富山市の富美菊酒造のお酒で、日本酒のために残していた色々盛りとよく合います。と、飲んでいると、きときと寿司の順番が進んでいるようなので、少し急ぎ目に飲んで、お店を後にします。
きときと寿司の前に戻ってきて、数分で呼び出しがかかりました。カウンター席かと思いきや、たまたまながら広いテーブル席に案内されました。
それでは、テーブルにあるタッチパネルで注文していきます。まずはお酒から。もうビールを飲んでいるので、日本酒「黒部の華」を注文しました。今回のメインテーマは「立山黒部アルペンルート」だったので、名前に惹かれての注文です。
先ほどの色々盛りとコロッケで少しお腹が膨れていたので、お寿司は「富山湾5貫盛り」を最初に注文します。5貫盛りは、ふくらぎ、のどぐろ、ベニズワイガニ、ばい貝、白エビ。よく考えると旬ではないものが多いので、どうなんだい?という感もありますが、ふつうに美味しくいただきました。
続いては「貝3貫」を注文。貝好きにはたまりません。ただ、かなりお腹が満たされていたので、この2つでお会計をすることにしました。もっとお腹を減らしておくべきでした。
かがやき530号(富山駅→東京駅)
駅構内のコンビニやお土産売り場などで買い物を済ませたら、新幹線ホームに向かいます。お土産などを販売しているエリアから直結している「のりかえ口」から改札内に入ります。
今回の帰りは「かがやき530号」の東京行きです。予約時点で普通車はかなり混雑していたので、今回はグリーン車を予約しました。北陸新幹線は昨年の飛騨旅行以来、約1年ぶりです。
東京までの帰りは、時より見える日本海を眺めながら、角ハイボールとともに、藤岡園という富山のお茶屋さんの「蜂蜜レモンジュレと濃い抹茶のプリン」と「茶の輪」をいただきます。印象的だったのは、糸魚川のあたりで、日本海がかなり綺麗に見えました。
上越妙高駅を過ぎると長いトンネルを抜けて長野県に入ります。このあたりでハイボールは飲み終えたので、二本目は缶チューハイ「福島県産ももサワー」をいただきます。この日は雲がかかっていましたが、浅間山が見えてくると、関東が近づいてきたなあと感じます。
碓氷峠を越えて関東地方に入ります。高崎駅の手前で上越新幹線と線路が合流し、さらに大宮駅の手前で東北新幹線と線路が合流すれば、もうあっという間に大宮駅です。
大宮まで着けば、東京はすぐそこです。この旅も終わりです。次の旅もまた楽しみであります。
次回予告
北陸新幹線で再び。