2016/4/29
- 前回記事の振り返り
- 仕事終わりに、開通したばかりの北海道新幹線に乗って函館へ。仙台から函館までは新幹線の開通でグッと近くなりました。翌朝、レンタカーを借りて、函館から南へ向かいます。
松前町
松前町の東端にある白神岬からはやや北西に進み、間もなく松前町中心部に到着します。桜の観光シーズンということもあって町内の駐車場は非常に混雑していました。特に「道の駅」は海沿いにあり駐車台数もそこまで多くないため、車を停めるのにも一苦労です。
再び小雨が降ってきたため傘をさしながら、まずは松前城(福山城)へ向かいます。「松前」を代表する、この桜とお城の景色は雨でもなかなか美しい。
入場料を払って、城の中にも入って見学してみます。なお、天守は戊辰戦争・太平洋戦争を何とか乗り越えたものの、戦後になって火災に焼失したため、その後に復元された建物となっています。このため、天守の内部はどちらかと言うと資料館という造りになっていて、松前の歴史を学べるようになっていました。
天守の見学を終えた後はもう少し松前城周辺を見学することにします。まずは松前神社。
続いて「龍雲院」。1625年に創建された由緒あるお寺で、箱館戦争での消失を免れた唯一のお寺とのこと。境内にはお花が綺麗に咲いていました。
ランチ&デザート
さて、良い時間なのでお昼ご飯にしようというところですが、まずは「さくらソフト」が食べたくなったので、ソフトクリームをいただきました。普通は順番が逆じゃないのか、というのは今思うところですが、きっと食べたかったんでしょう。ソフトクリーム。
さて、ランチ。いくつかチェックしていたところはあるのですが、どこも混んでいそうなので、道の駅でお弁当を買うことにしました。ずばり「松前のり弁当」。
松前は冬に獲れる天然の岩海苔が有名で、この海苔弁当はまさに松前の岩海苔を使ったお弁当なのです。ということで、こののり弁当を車内で頂くことにしました。
さて、開けてみましょう。贅沢に岩海苔がたっぷり入っていて、横に玉子焼きと魚フライもある大満足のお弁当です。食べる前は「とはいえ海苔でしょう」と思っていましたが、いざ食べてみると風味がしっかりしていてとても美味しかったです。
青函トンネル記念館と道の駅しりうち
食事の後は函館に帰ります。江差町を経由するルートもあるのですが、往路に立ち寄りそびれたスポットもあるので、往路と同じく福島町・知内町を経由して帰ります。
その一つが福島町にある「青函トンネル記念館」です。青森県側にある記念館の方が有名ですが、北海道側にもあり、工事の歴史やトンネルの概要を学ぶことが出来ました。
また、知内町にある「道の駅しりうち」にも立ち寄ってみました。ちなみに、海峡線の開通から、北海道新幹線の工事進捗に合わせて2014年(平成26年)に廃止されるまではJR知内駅が併設されていました。現在は物産館のみですが、ご当地食材などが販売されていて、活況でした。
サラキ岬
道の駅を出た後は木古内中心部を経て、次の目的地「サラキ岬」に到着しました。この時期はチューリップが綺麗で、復元された咸臨丸のモニュメントと一緒に写真を撮ることが出来ます。
綺麗でフォトジェニックな場所ではありますが、かつてこの沖合に咸臨丸が沈んだ場所でもあり、先人たちへの慰霊の思いを抱く場所でもあります。
トラピスト修道院
この頃には雨も上がっていたため、最後にもう一か所、渡島当別にある「トラピスト修道院」にも寄ってみました。「トラピスト修道院」は日本で最初に造られた男子修道院として有名です。
事前に予約をすると時間は限られているものの見学が出来ますが、今回は予約もしていませんので、外から眺めてみます。
「花より団子」というと失礼かもしれませんが、眺めるだけではなく、人気の「トラピストクッキー」が付いたソフトクリームを注文。本日2つめのソフトクリームですが、美味しくいただきました。
食後は函館へ向かって出発。少々疲れても来ましたが、最後まで気を抜かずに運転します。