日本一の夜長#9

特急「サロベツ4号」乗車記(稚内→旭川)

Date: 2021/12/20

前回記事の振り返り
3日目の朝はゆっくりと過ごした後、昨夜に続いてチャーメンを頂きました。
はまなす編成のサロベツ号

列車は遅れてやってきましたが清掃のスタッフの方が急いで折返し準備を行っていただいたようで、到着して2・3分で折返しの改札が始まりました。稚内駅は到着してから記念撮影などをされる方も多いので全員が改札外に出る前の改札開始には少し驚いてしまいました。

発車案内

稚内側の先頭は雪で真っ白だったので、旭川側の先頭に来てみました。

特急サロベツ4号

今回も往路と同じ3号車に乗車します。

行き先表示

余談ですが、この列車は4号車が先頭ですが5両編成となっていて、一番稚内寄りは「増1号車(はまなすラウンジ)」となっています。

はまなすラウンジ
貴重な駅弁

さて、駅のお土産コーナーを見ていた際に駅弁がまだ残っていたので、「四大かに弁当」というのを購入してみました。さっきチャーメンを食べたばかりなのですが、朝ごはんを食べていないのでまあ良いでしょう。

四大かに弁当

稚内駅のセコマで買ったハイボールと共にいただきます。ただ、このお弁当、輸送途中の問題なのか、ちょっとご飯がパサパサとしていたのがちょっと残念でした。かには美味しかったのですが。

四大かに弁当
道北を南に

さて、列車は稚内駅をほぼ定刻で出発。乗車していた3号車は小規模な団体の方がいるものの3割程度の乗車率で私の座った後方には誰も居ませんでしたが、1・2号車の指定席や4号車の自由席は4~5割程度の乗車率のようでした。

雪の宗谷地方を南下

この旅の往路は真っ暗闇でしたので日中の冬景色はなかなか新鮮であります。特に宗谷本線は天塩川と並行する区間が多いので、凍てつく天塩川を眺めることが出来ました。

凍てつく天塩川

「サロベツ4号」は順調に南下し、名寄駅を定刻通りに出発。名寄からは高速化区間となっているため、スピード感がまるで違います。車窓の面では名寄駅出発直後に日没を迎えるため、一気に車窓が暗闇になっていきます。名寄駅を出発した時点で、乗車していた3号車は5割程度、隣の2・4号車は7割程度と多くのお客さんを乗せて、旭川へと向かいます。

日没
次回予告
いつもと違う「ライラック号」で帰る札幌とお土産紹介編。

旅行記「日本一の夜長」