2020新春台湾#3

2020/1/10

台北2日目。

昨日の疲れも取れ、天気も「快晴」と抜群の観光日和なので、朝から観光します。

まずはMRTに乗り、こちら龍山寺に到着。ちなみに駅からは地下のショッピングセンターを抜けてくると入口近くに着くのですが別の出口から出てしまい、ちょっと遠回りをしてしまいました。。

龍山寺は台北でも古い寺院の一つで清代の時に創建されたとか。それでは入っていきます。

龍山寺を参拝した後向かったのは近隣にある「剥皮寮歴史地区」。

剥皮寮(ボーピーリャオ)歴史地区
約200年前の清朝時代の街並みや伝統的建築物が保存されているエリア。アーケード状の歩道と当時流行したバロック様式で正面を飾った家並みが特徴。名前の由来は、当時中国大陸から運ばれてきた木材の皮を剥いで紙に加工していたことからといわれている。1998年から約10年かけて保存のための修繕を実施し現在に至っている。

短い時間でしたが雰囲気のある造りでしたので、次の目的地や今日の予定を考えつつ、少しこちらで休憩をとりました。

さて、駅に戻り、改めて向かったのは隣の駅「西門駅」。今思えば、歩いて行けばよかったのですが、土地勘もなく、また少し暑かったので、1駅地下鉄に乗っての移動をしました。

西門駅からは歩いて総統府に向かいました。ちょうど総統選を控えたタイミングで、政治的な場所に行くのはちょっとアレかなとも思ったのですが、特にトラブルや事件が起きているわけでもないので、歩いて向かいます。構内見学も通常通り出来るのですが、入口には銃を持った軍人が構えており、やや物々しい雰囲気。さすがに写真は遠慮しました。

入口で荷物検査を受け、三脚だけ預かりになって、中に入ります。構内では日本語ガイドの方に案内してもらったので、非常にわかりやすかったです。

総統府
日本統治時代の台湾総督府として建設され、1919年に完成。左右対称の5階建てとなっていて、ふたつの中庭があるため、真上から見ると「日」の形をしているとのこと。中央の塔は天皇の権威を象徴しており、高さ60mと、当時の台湾で最も高い建物だったようです。第2次世界大戦末期に米軍の空襲を受け、内部は全焼したが、日本統治終了後に国民党政府により改築・修繕され、総統府として現在も利用されています。

中華民国歴代総統についての展示もありました。

平日の見学は1階部分のみなのであっという間に終わってしまいますが、台湾の歴史・政治を学べたので、とてもよかったです。なお、総統府の見学には、平日午前の(私が参加した)見学のほかに、月1回程度の(幅広く見ることができる)休日参観の2種類があるようです。休日参観日と旅行が合えば、そちらを選んでみるのもいいかもしれません。

見学の終盤には総統府内にある庭園を見ることができます。

ショップでいくつかお土産やスタンプ帳などを購入して帰ります。出口には総統の絵があり、撮影スポットになっていました。

見学の出入り口は裏側でしたので、この後、表側へと向かいます。

表玄関の前で写真を撮ろうとしたところ、それはダメということだったので、少し離れた場所まで移動します。

立派な建築物です。ここから少し歩いて「中正紀念堂」へと向かいます。途中の道路は一部閉鎖されていて、選挙関連のイベントの準備がされていました。

間もなく、正門に到着。

でっかい!自由広場の門下で若者たちが動画作成に講じていました。

中正紀念堂
日本の敗戦後に台湾を支配した国民党政府の相当である蒋介石を記念して、1980年に建設された。中正は蒋介石の字。蒋介石の享年と同じ89段の階段の上に、巨大な蒋介石像が鎮座する大ホールがある。毎正時には衛兵交代式が行われ、こちらも必見。

こちらも写真で見ていた以上の大きさ。89段の階段を上り、(数えてはいませんが)、

蒋介石像と対面。

こちらも大きすぎてびっくりしました。振り返ってみるとこんな景色。

階段を再び下りて、1階の蒋介石ゆかりの展示館を見学します。ちなみに、大ホール内からエレベータで上がることもできるので、ご高齢の方などでも無理なく行けます。

見学を終えた後は構内の庭園でゆっくりしました。景色がいい!

ここはとても落ち着くスポットでした。