最北の不凍湖

2021/2/14

2月の北海道は雪や氷の絶景やお祭りが目白押しです。今日は、千歳市の支笏湖へ行き、「氷濤まつり」と「温泉」、そして「スイーツ」を楽しむ日帰りドライブをすることにしました。


支笏湖まではそこまで時間もかからないので、ゆっくり目の出発。札幌市内は春を予感させる暖かい気温のお陰もあって、雪解けが進んで、快適なドライブが出来そうです。真駒内を抜け、支笏湖には11時半頃に到着。

お腹もすいてきたのでまずはお昼ご飯にします。お昼ご飯は昨年6月にもうかがった丸駒温泉旅館が経営している「memere」というお店にしました。

Photo:2020年6月撮影
お店の外観
注文したのはこの一品。

前回は「チップ漬け丼」を注文しましたが、今回はこちらの商品を注文。

鹿肉の噴火ハンバーグセット

今回注文したのは北海道産鹿肉を使用したハンバーグセット。アルミホイルを開けるとドドン!とハンバーグが現れました。開けた途端に広がる湯気と香りが食欲をそそります。鹿肉のハンバーグというだけあってやや食感や味が違いますが、いつもと異なる味わいがまた魅力的でした。


美味しい食事の後は「氷濤まつり」の会場へと向かいます。お祭りの会場は支笏湖畔に下りて、山線鉄橋の脇のエリアなので、ビジターセンター横の道を下ります。なお、この日は暖かったこともあって下り坂は雪も解け、とても歩きやすかったです。

氷濤まつりの会場

今年はコロナ対策も兼ねて中止となっていますが、通常は、花火・売店・チャイルドリンク・すべり台などのイベントも行われているそうです。さて会場に到着したので入場していきます。入場には協力金300円の支払いが必要なので、検温を済ませて、協力金を支払って入場します。

入ると目の前にはこの絶景

受付を過ぎて入場すると目の前にはとてつもない大きさの「氷濤」が現れました。これは圧巻です。

アイスウォール

氷濤の中から水が流れる「アイスウォール」もありました。

氷のなかに氷

覗いてみると氷の中にも綺麗な氷が展示されていました。

アイスタワーの迫力が凄いです

アイスタワーは結構な高さで迫力が物凄くあります。この日は暖かったので溶けたらどうしようかと不安になる勢いです。

ブルーの海

支笏湖ブルーをイメージしたものでしょうか。ちょっと人工的な青の色合いが強い気もしますが。

全景

展望台があるので展望台から全体を見てみます。展望台への道は転ばないようにマットがしっかり敷かれているので安心して登ることが出来ました。そして、見る景色は圧巻。これが夜はライトアップされるそうですが、さぞかし美しいことでしょう。

山線鉄橋

「氷濤まつり」を見学した後は折角なので支笏湖を代表する山線鉄橋で一枚写真を撮ってみました。

冬の支笏湖

春からはブルーが美しい支笏湖ですがさすがに冬は様相が違います。とはいえ、支笏湖は日本最北の不凍湖らしく、このように湖面が揺れていること自体が珍しいことです。


氷濤まつりを見学したあとは支笏湖畔にある秘湯宿「丸駒温泉旅館」に行って日帰り温泉を楽しみます。ちなみに今回の日帰りドライブは元々、真狩村の「まっかり温泉」に行く予定が臨時休業のため支笏湖に行き先を変更した旅だったので、この丸駒温泉は今日の目的でもあるのです。

丸駒温泉旅館

支笏湖畔を北上して戻り、丸駒温泉旅館に到着。この日は日帰り入浴も混雑していて、到着時は駐車場に入るのに3台待ちでしたが、約15分で駐車することが出来ました。入浴料の1,000円を払って、大浴場へと向かいます。

Photo:丸駒温泉旅館
男性大浴場

この日はだいぶ混み合っていましたが、低温・中温・高温とあるので、自分に合った温泉に浸かることができます。

Photo:丸駒温泉旅館
露天風呂

支笏湖畔に面した露天風呂からは支笏湖を眺めながらの温泉をゆったり楽しめます。


温泉の後は千歳市内のジェラート屋さん「ジェラテリアミルティーロ」へ向かいました。そういえば、支笏湖が千歳市ということもあり千歳市街地とそこまで距離があるとは思っていなかったのですが、思いのほど距離があって驚きました。

お店の外観

千歳市北部の農業地帯にあるお店です。

ジェラートレギュラー(3点盛り)

私が頂いたのは右側のジェラート。15種類のジェラートから3つを選びました。

美味しいジェラートを食べた後は札幌市内に戻りました。相手の仕事もあって、日帰りドライブではありましたが、食も祭りも温泉も楽しめた良い一日でした。来年は完全な状態での「氷濤まつり」が行われることを心から祈るばかりです。

(完)


<次回予告> 続いても北海道。冬の「氷」がなす絶景を見に行きます。