小樽ショートトリップ

2020/9/20

4連休の中日・2日目は小樽市に行ってきました。本当は網走まで行って「サンゴ草」を見ようだとか、道南行って「大沼公園」行こうだとか考えていたのですが、前日の夜に焼肉ライスビールで満足しすぎた結果、ついつい気が付いたらお昼前の起床。お手軽に行ける場所ということで夏の小樽に行くことにしたのです。

小樽まではJR函館線の快速「エアポート」を利用。4連休の途中ということだけあって、車内は観光客で座席も埋まり、日本海側沿いを走る区間では多くの乗客が日本海に釘付けになっていました。こんなに多くの観光客が乗っている列車を見るのは久しぶりのことで、凄く嬉しい気持ちになりました。

これだけ景気も冷え込む中、観光産業が元の活気を取り戻すのには相当な時間がかかりそうですが、少しでも早く、活気を取り戻してくれることを祈るばかりです。

そうこうしているうちに小樽駅に到着。晴天の札幌を出発したはずですが、小樽に着く頃には曇天。この4連休は本当に天気が変わりやすく、晴れ間が貴重な連休でした。

小樽に着いたのはちょうどお昼の頃だったので、まずランチにします。小樽と言えば、「お寿司」や「海鮮」が思い浮かぶ街ですが、今回は小樽商大出身の方に言われるご当地グルメ「あんかけ焼きそば」を食べに、あんかけ焼きそばの名店に行くことにします。

名店中の名店「桂苑」さんに行きました。訪問時は待ちが3組5人いましたが、すんなり入ることができました。
もちろん、あんかけ焼きそばを注文。あんかけ焼きそば好きの私には最高の一皿でした。

食後は小樽運河方面に向かって歩きます。小樽に来るのは冬の「雪あかりの路」以来ですが、今日の小樽はその時と変わらぬくらいには賑わっていました。小樽運河沿いの観光プラザや博物館にも行こうと考えてはいたのですが、あんまり行く気が起きず、そのまま運河へ向かいました。

小樽運河。反対側は工事中で見栄えが悪かったのでこちら側から。運河には多くの観光クルーズが運航されており、待ち客も多い光景に感動すらしてしまいました。

小樽運河付近を一周した後は、手宮線の跡地を散策しました。手宮線は北海道最初の鉄道として開通し、1985年に廃止された路線です。小樽市の中心部を通り抜けるルートとなっていて、現在はその多くの区間が遊歩道として整備されています。

「客引きに注意!」の看板があるココから廃線跡に入ります。
線路も残されていて(?)、とても雰囲気のある緑道となっています。
沿線にある日銀小樽支店の前も通りました。かつて小樽は「北のウォール街」として、道内随一の経済都市でした。
更に堺町通りを歩いて散策しつつ、南小樽駅に向かいました。南小樽駅からはJRで札幌に帰ることにしました。

(完)