金目鯛と昭和湯
2023/1/7
爪木崎から下田市街へ
数日前に歩き疲れてクタクタになったことを忘れたのか、爪木崎から下田駅まで歩くことを決意した私。
歩き始めて間もなく、「九十浜海水浴場」へと続く道が見えてきました。砂浜近くの海の色がなんて美しいことでしょう。こういった景色をゆっくり眺められるのが歩くことのメリットだと感じます。
その後は特段見どころという見どころもなくひたすら歩き続けます。しばらくたつと、下田の街が遠くに見えてくるようになりました。
そして、こちらは弁天島。今回は時間の関係で立ち寄りませんでした。
先ほどの弁天島を過ぎたあたりからは旅館・ホテルも多くなり、海岸沿いには立派に整備された公園もありました。また、黒船の観光船も停泊していました。今度機会があれば乗ってみたいところです。
道の駅開国下田みなと
曇り空になってくるととたんに寒さを感じられるのがこの季節。伊豆の南端近くといえど、まだやっぱり春は遠いようです。とはいえ、無事に「道の駅開国下田みなと」に到着しました。
なお、爪木崎から歩いてきたのですが、歩道のない区間も多く、お世辞にも歩きやすいとは言えません。また、交通量も多いので、あまりお勧めもできないかもしれません。
金目亭
さて、時間は既に13時半も過ぎていましたが、道の駅に隣接する「金目亭」さんでランチとします。朝の駅弁から何も食べてないですし、結構歩いたのもあって、お腹はペコペコです。
注文したのは「金目三色丼」。左上が漬け平金目、右上が地金目、下が平金目と三色(種類)のキンメが楽しめる贅沢などんぶりです。
まずは、お味噌汁で身体を温めてから頂きます。美味しいのはもちろんですが、身が割と厚めに切られていたので食べ応えもあり大満足です。
昭和湯
食後は何をしようかと迷いましたが、下田市街地にある温泉の銭湯である「昭和湯」へと向かうことにしました。時間があまりなかったので早足で歩いていましたが、下田の街ナカはなかなか雰囲気が良く、時より足を止めて眺めていました。
昭和湯は市街地にある天然温泉の銭湯。番頭さんがゆっくり休んでいる昔ながらの雰囲気が漂っていました。ただ、ちょうど貸切だったので、温泉を独り占めして、疲れた身体を癒しました。
特急「踊り子16号」(伊豆急下田→東京)
かなりギリギリを攻めてしまったので、温泉で身体を癒した後は、駅に向かって急ぎます。ぽかぽかの温泉だったので身体が芯から温まっており、また汗をかかないように気を付けながらの早足といった程度でしたが。
キンメコロッケ
下田の駅の売店では少しだけ買い物をして列車に乗り込みました。購入したのは、「静岡みかんサイダー」と「キンメコロッケ」です。お酒を買わなかったのは、今思うとなんでだか思い出せません。
ちなみに、ノーマルの「踊り子」号には車内販売はないので、事前購入が必須です。
キンメコロッケはなかなかのアタリグルメで、とても美味しかったです。きっとビールと合わせて食べたら、もっと最高だったことでしょう。
空中に浮く初島
帰りも天気が良かったので、往路にみた伊豆大島などを車窓から眺めることが出来ました。そういえば、熱海駅の手前からは初島がよく見えたよなあと思って、カメラを準備していると、初島が今日は綺麗に見えました。そして、何だか空中に浮いているように見えて、ひとり興奮してしまいました。
熱海からはよく寝てしまい、気が付けば東京駅が近づいていました。日帰りで南伊豆は結構大変だなあと痛感したので、今度はゆっくりと伊豆旅行をしようと心に誓うのでした。