2022年もいい年になりますように。

ANA65便プレミアムクラス搭乗記(東京羽田→札幌千歳)

Date: 2022/1/3

初フライトへ
羽田空港の出発案内

年末年始の帰省を終えて札幌へと戻ります。新千歳空港では元日・1月2日と続けての悪天候により大幅な欠航が発生していましたが、Uターンラッシュピークとなる今日・1月3日は若干のダイヤ乱れはあるものの、大きな混乱はないようで、何よりです。羽田空港内で頼まれていたお土産などを購入して、プレミアムチェックインカウンターへと向かいます。

プレミアムチェックインカウンターも混雑していましたが5分ほどの待ち時間でカウンターへと案内されました。羽田発の12月29日などはもっとひどい混雑だったのでしょうが、活気があるというのは嬉しい話です。

本日はプレミアムクラスの搭乗ですがお腹も空いているので優先保安検査場を抜けた後に、60番近くの「ANAフェスタ」へ向かい、崎陽軒の「シウマイ弁当」を調達して、ラウンジでお昼ご飯とします。

シウマイ弁当

崎陽軒の「シウマイ弁当」。それが途轍もなく美味しいか、と言われれば「そこまでは・・・」という思いもあるものの、やはりタマに食べたくなるのが「シウマイ弁当」です。ということで、羽田空港でラウンジビールをお供に頂くことにします。

シウマイ弁当

さて開封して頂きましょう。昨年の高知旅行や熊本旅行の際に、羽田空港でやりたかったことがようやく実現できた気分でありとても光栄であります。思いのほかカロリーが多いというのを懸け紙で知ってしまいましたが美味しくいただきました。そう、ご飯粒を残さず食べたい人間にとってはちょっと食べにくいな、というのを久々に感じたりしました。

シウマイ弁当
搭乗口へ

13時発の便なのでシウマイ弁当を食べて早々にラウンジを出発します。本日は59番ゲートということで、本館北側ラウンジから近いのはとてもありがたい。しかし、到着すると「使用機到着遅れ」のため「20分遅延」とのこと。

大人しくラウンジに戻ろうか、いやこのまま待とうかと悩み、少しばかり待っていたのですが、ボーディングブリッジを見ると今まさに降機していたところなので、しばらく時間が掛かりそうと判断して、ラウンジへ戻りました。

「ラウンジに戻ってもとんぼ帰りだしなぁ・・・」と思いつつ戻ったのですが、最終的に「30分遅れ」の表記となり、実際の出発時刻は13時50分と1時間近い遅れになりましたので、この判断は正解だったと言えるでしょう。

搭乗ゲート

ということでラウンジから舞い戻って13時20分過ぎに搭乗開始。JALでは「ファーストクラス」利用だと「Gropu1」での搭乗ですが、ANAでは「プレミアムクラス」利用でも「Group2」なので、いつも通り「Group2」で搭乗します。帰りの機材もB787-9の新仕様機「JA937A」です。

プレミアムクラスの座席としては「B777-200」の新仕様機と全く同じ座席であり、いつになったらトリプルセブンの運航が再開されるのだろうか、などと思ったりもしながら座席につきます。担当のCAさんはだいぶフレンドリーな方で、私の後ろの席に座られていた方にも新仕様機である旨を丁寧に話していらっしゃいました。私はと言えば、「カメラを持って乗り込むのがちょっと恥ずかしい」と思ってもいたりしましたが、「新仕様機のプレミアムクラス初めてなんですよ」という話などをしました。ANA社員の友人もいますが給与・ボーナスカットなど大変な中でも丁寧な接客で頭が上がりません。

プレミアムクラス
2022年のテイクオフ

だいぶ遅れ気味ではありますがドアクローズし出発します。本日はC滑走路を南から北に向かっての離陸のようです。本日は臨時便含めて多くの発着があるため、順番を待って離陸となります。コロナ禍で便数が大幅に減少していた際にはこういった「待ち時間」がほぼなかったことを思い出さされますが、やはり活況があるのはいいこと。そのようにも感じます。コロナ前であれば早く設備増強を、と思ったことでしょうが。

羽田空港を離陸

羽田空港を離陸して大きく旋回して、いつものように東京ディズニーランド近くを飛行して北上していきます。まだ登ったこともないスカイツリーを横目にどんどん高度を上げていきます。

東京スカイツリー
機内食の時間

安定飛行に入ると機内食の時間となります。その前から往路に続き「鬼滅の刃」を見ていたのですが、CAさんの気配を察知して準備していただきました。

テーブル

飲み物は「日本酒」を注文しました。やはり、おせちには「日本酒」です。

さて運ばれてきたのがこちら。「あれ!?おせちじゃない!?」と一瞬不安になってしまいましたが、三が日も最後の方のフライト。しかもこの年末年始は想定以上に多くの利用者さんがいたからでしょう。外観はノーマル伊丹便容器となっているようです。可愛いおせちイラストでないのは少し残念ではありますが仕方がありませんし、中身は一緒です。

本日の機内食

さて、箱はともかく、あけてみましょう。

食事とお吸い物

おせちの紹介をしましょう。

メニュー

■数の子、田作り、黒豆、赤・白蒲鉾
■海老、紅白菊花膾
■めばる幽庵焼き
■蟹ちらし飯
■お吸い物

おせちメニュー

これはこれで美味しかったのですが、昨年の方がおせち感は強かったような気がするメニュー構成でした。また、昨年と被る部分が多くなるのはメニューの構成上やむを得ないのかなと思うところです。

ちなみに、ドリンクでお願いした日本酒は「鳥海山」でした。秋田県由利本荘市の酒蔵で美味しくいただきました。そして、それよりもなによりも、「21.12製造」瓶です。昨年は秋用の日本酒をお正月も提供していましたから、需要に合わせた調達・需要の回復がよく分かるなと感じるところです。

日本酒・鳥海山

食後はスパークリングワインをオーダー。2杯目はプラコップだとばっかり思っていましたがガラスグラスで提供されました。「SDGs」の観点なのか、たまたまなのか、それは分かりませんが、やはりガラスのグラスの方が雰囲気が良いものです。

スパークリングワイン

ゆっくり嗜んでいるとあっという間に「まもなく着陸態勢に入ります」のアナウンスが入りましたので急いで飲んで片付けてもらいます。機長からのアナウンスでもありましたが「遅れを挽回すべく、安全に支障のない範囲で急いで運航する」とのこと。特にその後の予定もないプレミアムクラス搭乗者にとってはそこまで関係のないことではありますが、遅れの回復は大切ですので、仕方がありません。

苫小牧市上空

降下中、外を眺めると北海道内では雪の少ない胆振地方も雪がしっかり積もっているよう。本日は南→北への着陸ということで、その点もまた、所要時間の短縮に貢献したようです。定刻よりは30分程度遅れましたが無事に新千歳空港に着陸しました。

JA937A

新千歳空港からはJRで自宅へと帰りました。


2022年、良い年になりますように。いや、良い年にしましょう。そう心に思う新年最初の長距離移動でございました。