日高の鉄路#7

2021/3/27

「みついし昆布温泉蔵三」を出発して、続く日高本線駅巡りは、浦河町の荻伏駅へ向かいます。なお、昨日訪問した最後の駅「日高三石駅」と次訪れる「荻伏駅」の間にも2駅ありますが、この2駅は国道から大きく山沿いに離れているため、帰りに立ち寄ることとして、まずは先を急ぐことにしました。

荻伏駅

随分とかわいらしいデザインの駅舎でびっくりです。この荻伏駅は浦河町西部に位置しますが、まとまった市街地が形成されている場所で、駅前には駅前旅館もありました。

駅構内の様子

この日も風が穏やかで、天気も良く、素晴らしい観光日和です。この駅の構内もゆっくりとした時間が流れていました。

相変わらずの駅名標

次の駅は「絵笛駅」です。


荻伏駅も国道からは少し離れているのですが、次の絵笛駅もまた少し離れているので、一旦国道に戻ってから再びわき道にそれて、絵笛駅を目指します。

絵笛駅

絵になるようなのどかさの絵笛駅。昨日と違い土曜日ということもあり、この日は各駅で鉄道ファンと思しき方や地元の方なども多く駅を訪れているようで、多くの駅で人と会いました。

駅周辺には馬がいっぱい。

日高線からはのんびり馬を眺めながらの旅もできたようです。

駅名標

この駅の駅名標もだいぶ色が落ちております。


国道に戻り、次は浦河駅へと向かいます。

浦河駅

日高振興局最寄でもある浦河駅ですがこじんまりとした駅舎です。

駅構内の様子

線路の敷かれていない空き地が広がっていますが、かつては駅ももっと広かったのでしょうか。

駅名標

さすがに主要駅でもあり綺麗でした。

多くの人の思い出になったのでしょう。

駅舎には「ありがとう日高線」と書かれた幕が張られていました。駅構内ではかつての日高線の写真などが展示されていました。


浦河駅は浦河西側の市街地と東側のちょうど真ん中くらいに位置しています。東側の市街地の東側にあるのが次の東町駅です。

東町駅

車でのアクセスは悪いですが、市街地にあり、高校なども近くにあるので利用者が多い駅だったようです。

ホームの様子を外から

中には立ち入りできなかったため、外からホームの様子を撮影してみました。


東町駅の次は日高幌別駅。浦河町内最後の駅となります。

飲食店併設の「日高幌別駅」。

襟裳を経由せず広尾町方面へと抜ける国道236号線との分岐近くにあるのが「日高幌別駅」です。

駅構内の様子

久しぶりに見た海沿いの駅です。

駅名標

綺麗だけど色が薄い!


続いては終着駅・様似のある様似町内の駅を巡ります。

(つづく)


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