豊川の恵み#1

豊橋カレーうどん

Date: 2025/2/8

気が付けば2月。1月はかなり頻繁に出かけてしまったので、1週休んでから、2週目の週末は東三河・豊橋へと向かうことにしました。この週末は寒波の影響で、京都方面では大雪が降り、冬真っ盛り。

豊橋駅に停車する「ひかり」号は2時間おきなので、当初は8時半頃の便で行くつもりでしたが、午前中は豊橋も雪とのことで、2時間遅らせて、のんびりと東京駅へやってきました。

ひかり507号(東京→浜松)

10時少し過ぎに東京駅に到着。名古屋~京都間での大雪の影響で上り列車が遅れている影響で、ちょうどダイヤの乱れが大きくなっていたタイミングで、10時3分発のひかり号が先発予定ながら、まだ来ていない様子。10時33分発に乗る予定でしたが、ダイヤ乱れがどの程度になるか分からなかったため、10時3分発のひかり号に乗って、浜松駅でこだま号に乗り換えることにしました。

すぐに到着しそうな雰囲気でしたが、気が付けばのぞみ号が数本先発し、10時30分頃にようやく回送列車として東京駅にやってきました。何とか座席を確保して、10時34分頃に東京駅を出発しました。

遅延に加えて、今日から飛び石4連休とできる曜日配列ということもあり、品川、新横浜でも多くの乗車がありました。車内の座席はもちろん満席で、通路にも乗客であふれていました。続く熱海では若干の下車があるものの、依然として混雑しており、静岡駅には31分遅れで到着。

本来であれば、静岡駅の時点で先行の「こだま」号に乗り換えるはずでしたが、「こだま」号はほぼ定刻通りであったため、すでに静岡駅を出発しているため、乗り換えできない旨のアナウンスがありました。少し前なので、浜松までの間に追い抜いて欲しいと思っていましたが、この静岡駅で「のぞみ」号の4本退避。

結局、浜松駅には39分遅れとなり、12時6分に到着。「こだま」を追い越すことはなかったため、東京駅を後から出発している「こだま」号に乗り換えることになります。

こだま617号(浜松→豊橋)

乗り換える「こだま」号もアプリを見る限り遅延していますが、到着予定時刻の案内はなく、不安になりながら待ちます。結局、12時45分過ぎに到着。自由席の車内は割と空いていて、これならのんびり「こだま」号で東京駅から乗ってくれば、さぞかし快適だっただろうな、と思うところです。

豊橋には13時前に到着。朝の出発を2時間遅らせたことを少し後悔しながら、改札口を出ました。

朝から何も食べずに来てしまったので、空腹感マックスだったため、まずは豊橋カレーうどんを食べるべく、豊橋うどんの名店「勢川本店」を目指します。

勢川本店

商店街を抜けて、駅から10分弱で到着しました。列ができていましたが、まずは店内に入って、名前を書きます。事前に知っていないと、分からない仕組みですが、時より店員さんが声掛けして教えてくれます。

20分少々待って2階の小上がり席に案内されたので、早速、「豊橋カレーうどん」(920円)を注文しました。今では知名度の高い豊橋カレーうどんですが、実はご当地グルメブームのなか、15年ほど前に開発された新しいご当地グルメなのです。

豊橋市はかつてから「にかけうどん」と呼ばれる、かまぼこ、刻んだ油揚げ、茹でた青菜、花かつおを乗せた温かいうどんが郷土料理として知られていました。そこで、地元の観光協会と麺類組合が開発したのが「豊橋カレーうどん」です。

丼の底の方にとろろご飯をよそい、その上からカレーうどんを盛り付けているのが特徴です。カレーうどんを食べた後に、カレー雑炊として楽しめます。具材には、日本一位の生産量を誇る「豊橋産のうずら卵」を使用しているのもポイントとなっています。

それでは実食。寒波が押し寄せる冬の日には温まる一杯。出汁がよくきいていて美味しいです。最後はとろろごはんとカレーを絡めて、雑炊としていただけば、お腹いっぱいになりました。

身体も温まったところでお会計。雪がちらつく東三河の旅に出発します。

(続く)