関門海峡
2024/11/24
ドーミーインPremium下関
下関旅行もあっという間に最終日。本日もドーミーインの朝食をいただきます。


ご当地メニューのうち、昨日食べていなかった「ふく雑炊」を主食として、ふくの唐揚げ・一夜干しなどをおかずに取ってきました。みそ汁の内容が違っていたのは嬉しかったですね。そして、今日もまた「瓦そば」をオーダーしてしまいました。声をかけられたので・・・つい、というやつです。






壇之浦
最終日はまず壇之浦の「みもすそ川公園」にやってきました。ここは1185年に源平合戦の終わりとなる「壇ノ浦の戦い」が行われた場所。それだけではありません。江戸時代末期、壇ノ浦砲台が築かれ、1863に始まった下関戦争では英米仏蘭の列強の攻撃を受けて、長州藩が敗れ、攘夷から開国へ舵をきったきっかけとなった場所でもあります。
貴族の時代から、武士の時代へ。そして、武士の時代から、近代国家の時代へ。壇之浦は関門海峡のなかでも潮流の激しい場所ではありますが、それゆえか時代の流れを変える場所であったようです。




関門トンネル
壇之浦は関門トンネルの入り口でもあるので、観光を済ませた後は、エレベーターで地下に潜ります。関門トンネル(国道2号線)は、関門海峡部分に人道トンネルが併設されているため、こちらを歩きます。




関門トンネルの距離は、全長1,068mで、10分少々で福岡県北九州市に行くことができます。


門司側の出口を出ると、和布刈神社があります。こちらの神社は、九州最北端の神社で、古くから海上交通の神様として信仰されてきました。


門司港の中心部と反対側に向かい、「関門海峡めかり駅」からトロッコ列車に乗車します。




巌流島
門司港からは巌流島経由で唐戸に向かうフェリーに乗車します。


後方デッキに座り、関門海峡の景色を眺めながら、巌流島への船旅を楽しみます。






巌流島までは10分ほどであっという間に到着しました。それでは巌流島観光に出発です。


巌流島は関門海峡にある正式名称・船島という無人島です。下関側・門司側の双方向をしっかり眺めることができるため、見てのんびりするという過ごし方でも十分楽しめる島です。




この島で最も有名な出来事は「巌流島の戦い」でしょう。江戸時代、宮本武蔵と佐々木小次郎がここ巌流島で一対一で行った戦いで、武蔵が勝利し、小次郎は敗北・死亡したとされています。これを記念して、巌流島には武蔵と小次郎の銅像が設置されています。




次の唐戸桟橋行きが出発するまで時間があったので、この後も巌流島をぶらぶらと観光しました。基本的には1便あとに乗れば、十分観光できる規模です。






山陽・宇部線(下関→宇部→草江)
巌流島から戻ってきた後は下関駅へと向かい、駅うどん屋店で「ふく天うどん」をいただいて、岩国行きの山陽本線に乗車します。往路と同様、宇部駅で宇部線に乗り換えて、山口宇部空港最寄りの草江駅へと向かいました。




ANA3814便(山口宇部→東京羽田)
山口宇部空港からはSFJ運航のANA3814便で東京・羽田空港へと戻ります。ANAとコードシェアをしている国内各社はだいたい乗ったことがありますが、SFJのみ今まで搭乗したことがなかったので、初搭乗。結構楽しみにしていたので、うきうきしながら機内へと入ります。


山口宇部空港からは離陸後、南に向かい、四国北部上空を通過しながら、東京・羽田空港へと向かいます。それはさておき、SFJの特長といえば、機内サービス。特製コーヒーとチョコレートで優雅な夕暮れ時を楽しみました。





