2020/2/23
冬の道東2日目は観光バスでの周遊をします。夏であればレンタカーを行程に選ぶのですが、冬の(道東の)長距離ドライブには少し自信がなく、ひがし北海道エクスプレスという観光バスを利用することにしました。
今回利用したのは、その中の「6号」というバスで、阿寒湖から野付半島まで行き、阿寒湖に戻ってくるという「野付半島」観光のために設定されたようなバス。ダイヤは下記の通りでした。なお、他のエクスプレスバスと組み合わせることによって、より自分にぴったりの旅行プランを組み立てることもできます。
阿寒湖 | 9:15 |
摩周駅 | 10:25 |
標津町 (郷土料理武田前) | 11:45 / 12:50 |
野付半島 | 13:20 / 14:40 |
標津BT | 15:05 |
尾岱沼 | 15:25 |
中標津BT | 16:00 |
摩周駅 | 17:05 |
川湯温泉 | 17:30 |
阿寒湖 | 19:00 |
今回、私は阿寒湖温泉から乗車して、標津町でお昼を食べ、野付半島を観光して、川湯温泉で下車することにしました。乗車している時間のほうが長いですが、道東のアクセスは限られているので、仕方がありません。
ホテル前に到着したバスに乗車。乗客は数名でしたが思っていたよりも乗客が多かった印象があります。阿寒湖からは山をひたすらに下っていきます。天気がいいこともあるのか、今年は小雪だからなのか、路面には雪もなく、時刻通りに摩周駅へ到着。摩周駅からはさらに東へと進み、中標津町を越えて、根室海峡に面する街・標津へ到着します。
朝の9時に出発して、標津へ着く頃には既にお昼。ということでお昼休憩ということになります。私はバス発着場所近くの「郷土料理武田」さんでランチを取ることにしました。バスの案内でも「郷土料理武田前」と書いてあるのでぜひここで食べてくださいという感じの案内があるのかと思っていましたが、そういうことではないようで、実際に別の近隣の店舗やコンビニでお昼を買われている方もいらっしゃいました。
標津町を出発した後は知床方面からの乗継客も乗車してこのバス中、最大の人数で野付半島へと向かいます。野付半島は標津町から別海町にある細長い半島で、延長28kmに及ぶ日本最大の砂嘴です。
半島の内側は野付湾という湾になっていてシマエビ漁が盛んなのですが、厳冬期は凍結するため、広い海が平らで広大な真っ白な平原へと変わります。この景色を一目見ようとこのバスに乗って、片道数時間かけてやってきたのです。
野付半島バス停(ネイチャーセンター前)に到着。現地ツアーもあるのは知っていたのですが滞在時間も短いのでとツアーに参加せず観光することにしました。ただ、結果から言えば、恐らくツアーに混じったほうが短い時間を効率的に楽しめそうでした。(ウェブの案内ではなかったですが、このバスに合わせたツアーも行っているようで、自分以外の乗客の多くはそれを利用していました)
ネイチャーセンターからトドワラの木道まではひたすら歩きます。学生時代に夏の北海道旅行で来たことがあるので、何となく距離感は分かっているはず。そんなに遠くはなかった記憶があります。
が、思ったよりも積雪が多く、なかなか時間がかかります。ズボッズボッと雪の中を歩いて進むのですが、計画以上に時間を使ってしまい、ちょっとした後悔。それでも、無事に木道まで到着。
人もほとんどいないし観光案内でみたような写真を撮るぞ!と思っていたのですが、訪れた日はあいにくの天気であったためか、思っていたような感じにはならず。
何枚か写真を撮ってバスへと戻ります。なんせったって汗もかいているので着替えもしないといけないし、時間もない。ちょっと消化不良ではありますが、そういうこともあります。来年またリベンジする決意を胸に帰ります。なお、このツアーバスを利用される際にはぜひぜひ観光ツアーを申し込むことをお勧めします。
ネイチャーセンターに到着。トイレで着替えをして少し休んでやってきたバスに乗車。こよいの宿「川湯温泉」へと向かいます。
(続く)
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