伊良部島・下地島(後編)~ブルー、そして、ブルー
2023/4/16
佐和田の浜
下地島空港を出発し、再び時計回りに観光を再開していきます。次の目的地は、下地島から伊良部島の間に広がる「佐和田の浜」です。
伊良部島に渡る手前に、「佐和田の浜展望台」があるので、まずはこの展望台に立ち寄ります。
「佐和田の浜」とは、沖合に数多くの巨岩が転がっている海岸です。これは1771年にあった八重山地震による津波、いわゆる「明和の大津波」によって運ばれてきたと言われています。
伊良部島側には「ふれあい広場」と砂浜もあります。かなりの遠浅になっているので、シュノーケルなどには適さないものの、美しい海と下地島空港に離着陸する飛行機を眺めながら、のんびり過ごすにはうってつけの場所です。
白鳥岬公園
佐和田の浜から更に北へ進むと、伊良部島最北端・白鳥岬に到着しました。この岬周辺もまた美しい海で、シュノーケルやダイビングが楽しめるそうです。
海に入らなくとも、遊歩道が整備されているので、美しい海をみているだけでも楽しむことができます。ここは、比較的観光客が少なく、ポートレートの撮影を色々試している人がいました。それにしても、宮古島はどこも映えるので、ウエディングフォトやグラビアなど様々な撮影をしている人が至る所にいますね。
おーばんまい食堂
さて、そろそろランチの時間です。朝から何も食べておらず、お腹も減っていたので、伊良部大橋開通以前の伊良部島・下地島の玄関口である佐良浜港にやってきました。港周辺の民家はカラフルで、素敵な街並みです。
それでは、「いんしゃの駅・佐良浜」内にある「おーばんまい食堂」に向かいます。
今回は刺身定食を注文して、港を一望できるカウンター席に座ります。
刺身定食は、カツオとマグロのお刺身がメインです。ここ佐良浜はカツオが有名ということですが、カツオもマグロも美味しくて、ご飯が進みます。他にもおかずが豊富で大満足の定食でした。
牧山展望台
佐良浜からは伊良部大橋方面に引き続き、時計回りで海岸沿いを進みます。
もうすぐ伊良部大橋というところで見えてくるのが「ヤマトブー大岩」です。高さ25メートル、直径18メートル、重量3万トンと言われる巨岩で、あまりの大きさに目を奪われます。伊良部大橋方面をみると、ここからは伊良部大橋を一望することができます。
伊良部大橋手前にある「海の駅」まで戻ってきて、周回完了です。そのまま伊良部大橋を渡るのではなく、山の上にある「牧山展望台」を目指します。
この牧山展望台は、伊良部島南東部にあり、島内で最も標高の高いところにある展望台です。伊良部大橋、伊良部島と宮古島間の海、平良の街並みを眺めることが出来ます。日差しの関係もあって、朝よりも美しく見えるような気がします。
それにしても、美しい海。日々の悩みなど消えてしまいそうです。
展望台からの眺めを楽しんだ後は宮古島方面に帰ります。途中、朝にも立ち寄った海の駅にも寄り道しましたが、太陽が南にある日中の方が、伊良部大橋方面の眺めが朝よりもよかったです。
宮古島の中心部付近ではトライアスロンがまだ行われているので、最東端を目指します。
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