ANA969便搭乗記(東京羽田→上海虹橋)
Date: 2025/2/22
大学時代に毎日のように飲みに行った友人が上海に駐在をしていたのですが、3月末で帰国するとのことで、帰国前に中国・上海を案内してもらうことにしました。以前から行こうとは思っていたものの、最近までビザ取得が必要であったために行けておらず、念願かなっての上海旅行です。
前日は会食があり、帰りが遅かったこともあって、割と遅刻を心配したところでしたが、何とか90分前に羽田空港に到着。カウンターや手荷物検査場も混雑していましたが、受託手荷物なし+Face Expressでそう待たずに出国することができました。

出国後、意外と時間があったので、ANAラウンジに立ち寄り、朝ごはんをいただくことにしました。第2ターミナルには個室タイプのブースがあるのですが、朝ということもあってかあまり使われていなかったので、こちらでいただくことにしました。

サラダのほかに、スクランブルエッグやソーセージ、パンなどを持ってきて、モーニングっぽいテイストにしてみました。飲み物は、まだ二日酔いも残り気味なので、炭酸水と緑茶にしました。

ANA969便(東京羽田→上海虹橋)
搭乗予定時刻に合わせて、67番ゲートにやってきました。2025年の夏ダイヤ以降は国際線専用エリアとなりますが、当時は内際共用(スイング運用)エリア。米子行きなどでお世話になったこのあるゲートです。

機内への案内が始まったので、乗り込みます。上海虹橋空港行きの機材は基本的にB787-10が充当されているのですが、プレミアムエコノミーの座席がエコノミーに開放されているので、このプレエコ開放シートを予約しました。最前列ということもあって、かなりゆとりもあり、隣の人がリクライニングしていても、外に出れそうな感じです。
また、エコノミー利用にもかかわらず、ちょっと立派なヘッドホンが用意されているのも嬉しいポイントです。こちらはエコノミーも同じですが、モニターのプログラムが新しく、上海近郊の古鎮のイメージが表示されているのもいい感じです。
ANAのB787は導入から10年以上経過して「平成」感を隠し切れない機材もかなり増えてきてはいますが、こちらは新しいだけあってかなり「令和」テイストです。




定刻より少々遅れて10時11分にゲートを出発し、10時28分に東京羽田空港を離陸しました。きれいに羽田空港を一望しつつ、上海に向かいます。

しばらくすると機内食の時間です。メニューは一つで「ビーフハンバーグイタリアントマトソース」でした。小鉢に「合鴨スモークとポテトサラダ」、「ミックスサラダ」、「ストロベリームース」があります。ハンバーグにはワインもいいですが、一杯目ということで「一番搾り」にしました。
メインもよいですが、合鴨スモークとポテトサラダがつまみにもってこいです。もっとも短距離国際線なのでのんびりと食事をしている暇はないので、忙しくなくいただきます。

羽田から上海までは約3時間。東京は快晴でしたが、中国に入るとどんより曇り空。上海虹橋空港は上海市西部に位置し、一大拠点・上海浦東空港と比較しても中心部からのアクセスもいい空港なので、上海の高層ビル群を上空から眺めながら、着陸していくルートで、かなり期待していたのですが、残念ながら景色は楽しめなさそうです。

高度を下げるにつれ、上海の街並みが見えるようになってきました。このあたりはイメージする中国の景色ですが、高速道路のJCTが大きく、大都市であることを感じさせてくれます。

東京を離陸して、3時間弱で上海虹橋空港に着陸しました。どんより曇り空ではあるものの、何とか雨は降らない予報なので、雨が降らないことを期待するしかありません。
上海虹橋空港は国際線がほとんどないこともあって入国審査はこの便のお客さんしかおらず、かなりスピーディーに通過できました。入国審査官の方は日本語も達者で驚きつつ、中国入国。

友人が迎えに来てくれていたので、宿泊する上海中心部のホテルまで送ってもらい、まずはチェックインの手続きをすることにします。
(続く)